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2012年06月10日

頸椎損傷による手足のしびれと機能障害

Oさんのケース(福岡市中央区・男性60代)

自宅で転倒、意識不明で病院に搬送され、打ち付けた頭部は20針もの傷。
頸椎2・3番を損傷。2番は骨の横突起が欠けるという大きな事故だったそうです。
結果2か月入院してリハビリに励み、最近退院されたということですface12

今回は2回目の施術です。

ご相談の内容は・・・
・首を大きく回せない。を急に回せない。
・肩周辺に痛み。腕を水平以上に挙げることができない。
・手首から先のしびれと機能障害(指を握りしめることができない)。足首から先のしびれ。
・正座できない。


神経伝達がうまくいかず上のような症状が出ているのは明らかですね・・・
これはじっくりと慎重に事を運ばなければなりません。

(一回目の所見です)
検査では頸椎だけでなく肩回り、胸椎、腰椎、股関節・・・足首まで!
事故による衝撃とかかったストレスで歪みがこんなところにまで!
face08


大きな要素は首からだとしても、左手のしびれは腰椎の歪みが一因と思われます。
足首のしびれは股関節、足首の歪みも要因のようです。

これは大掛かりな調整になりそうです!icon21

実際の施術では、仙骨修正と全身基本整体+症状に応じた個別対処を施します。

個別対処は身体の節々、つまり関節ですね。これらを全てチェックと修正を繰り返していきます・・・。
肝心の首は椎体、椎間板、一本一本調整です。


結果は?
・2回目で手のしびれは半分以下。足はほとんど感じないようです。
・肩の痛みはなくなり、頭上にスっと普通に挙がるようになりました。
・手の指は握り込んで「グウ」ができるようになってきました!
・痛くて出来なかった正座は1回目で難なく可能になりました!
face02

でも何よりはご本人の回復しようとする力!
これを引き出すのが私の役目なのです!まだまだ回復しますよ!




  


Posted by 院長 富永 at 01:33Comments(0)手足のしびれ(頸椎損傷)