2013年03月19日
肩こり③-Ⅰ
Nさん(40代女性・西区)のケース
触診では明らかに普通ではありませんでした。
どこが普通ではないかというと、右肩が大きく前にせり出し
左肩とは不自然なほどギャップがありました。
ではその原因は?・・・背中をよくよく観察すると
回旋角度が上方回旋(反時計回り)方向に大きくズレていることでした。
(肩甲骨は腕を上げ下げするとき、それに合わせて回旋する仕組みになっています)
また、外側へのズレ(外転)もあります。
これは何を意味するのか?そうです!肩に付着する筋肉全てが不調和を起こし、
「つっぱり」「ゆるみ」が生じ、症状としてはコリや違和感、可動制限がでるはずです!
さて、いつもの検査では、ズレた方向とは逆に「5回回転」させればよし!とでました。
これは何を意味するのか?そうです!肩に付着する筋肉全てが不調和を起こし、
「つっぱり」「ゆるみ」が生じ、症状としてはコリや違和感、可動制限がでるはずです!
さて、いつもの検査では、ズレた方向とは逆に「5回回転」させればよし!とでました。
私「お、右肩のせり出しが収まりましたね~!」
Nさん「引っ込みましたね!何だか
肩もすごく軽いです!」
肩甲骨の回旋角度のズレも肩こりの一因です。
ここで考えました。
「もしかして、これを肩こりのない人に使っても軽さを感じるのか?!」
というわけで、今通院されてる方、メンテされてる方全員に代わる代わる試すことにしました!
次回につづく
Posted by 院長 富永 at 11:15│Comments(0)
│肩こり